provoke(プロヴォーク)とは
【挑発する】の意。
アートに詳しい人もそうでない人にも。
ファンはもちろんのこと、ふらり立ち寄った人にでも。
大いに刺激をもたらす写真作品を、
毎月、三宿「SUNDAY」ギャラリーにてご紹介します。
登場するのは、いま本当に観るべき日本の新進写真家ばかり。
だれの感受性をも強く挑発し得る表現が、
こんな身近なところにだってあるのです。
日本写真の歴史を今まさに更新している
彼ら彼女たちの個展、お見逃しなく。
Photographer
Works
Exhibition
写真作品をもっと身近に楽しみたい! そんな思いから、写真を味わうための新たな場を始動させます。
「写真大国」たる日本の写真表現は、世代を問わず層が厚く質も高い。でも、作品発表の機会はといえば、まだまだ限られているのが現状です。とくに若手は、つねに見てもらう場を探し続けている――。
そこでこのたび、新進作家限定の個展シリーズを立ち上げました。
通しタイトルは、「provoke」(プロヴォーク)。
この言葉、写真好きならばきっと、中平卓馬や森山大道が参加していた歴史的な雑誌を思い浮かべますが、それはまた別の話。英単語本来の意味「挑発する」から、観る人の気持ちを挑発し、大いに刺激を与えられたらと、名付けたものです。
会場は、三宿の「SUNDAY」ギャラリー。東京の“奥座敷”ともいうべき三宿の地で、昼夜を問わず多くの人が飲食を楽しむカフェの奥にあるスペースです。
「わざわざ訪れるには敷居が高くて……」。アートギャラリーに対してそう感じる向きも多いでしょうが、ここならそうした心配は、なし。お茶やお酒を楽しむ気軽な気分のまま、展示を観られます。
第4弾となる5月の展示は、山崎雄策「obsession.tpl.opml」です。
展示作品はもちろん販売もしております。お気に入りの写真を見つけたら、ぜひ自分の手元に置いて日々眺めることも検討してみてはいかがでしょう。
provoke page.4
山崎雄策展「obsession.tpl.opml」
5月14日(土) 〜 6月5日(日)
11:30 〜 22:00[水曜 〜18:00]
東京都世田谷区池尻2-7-12 B1F カフェSUNDAY奥
*
『SUNDAY LABORATORY/日曜日の実験室』
山崎雄策個展「obsession.tpl.opml」特設ページ
※詳細な地図(エレベーター利用の方への案内)や、SUNDAYがイベント等で開廊できない時間、未発表作品などの情報を随時更新しています。
山崎雄策 Yamazaki Yusaku
1984年生まれ。「キヤノン写真新世紀2014」優秀賞(清水穣選)受賞。展示に、2014年「キヤノン写真新世紀2014」(東京都写真美術館)、2015年「SHOWCASE #4 curated by minoru shimizu」(京都eN arts)などがある。